時間外・休日労働に関する協定届(『36協定届』)について

時間外労働・休日労働を従業員にさせるためには、「36協定届」は必ず、労基署に提出する必要が有ります。労働基準法で定められた労働時間・時間外労働の規定を押さえて頂き、必要な手続きを確認していきます。 (1)労働時間の原則: … “時間外・休日労働に関する協定届(『36協定届』)について”の続きを読む

クリニックでの社会保険加入について

個人クリニックで正職員3名で医師国保に加入しているのですが、職員から医師国保ではなく、社会保険(協会けんぽ・厚生年金)に加入して欲しいとの要望が有り、加入した方が良いか検討されるケースも出てきます。 まず、社会保険の加入 … “クリニックでの社会保険加入について”の続きを読む

職員間で『いじめ・嫌がらせ』が有り、離職が続いている。どういった対策を取るべきか?

『いじめ・嫌がらせ』は事業主である院長が、『安全配慮義務違反』を問われ、損害賠償請求をされるリスク(使用者責任(民法715条))も有るので、適切な対応が必要となる。また、加害者の責任は次の通りとなる。 刑事上の責任:強制 … “職員間で『いじめ・嫌がらせ』が有り、離職が続いている。どういった対策を取るべきか?”の続きを読む

職員の入職時手続に必要な書類について

クリニック経営には職員の雇用は欠かせないものであり、雇用には様々な労務トラブルリスクが有ります。 例えば、最近ご相談頂いた中にも、以下のようなトラブルが起こっております。 ・有給休暇の取得について、クリニックの運営に支障 … “職員の入職時手続に必要な書類について”の続きを読む

実際の業務に従事している時間以外の、移動時間や着替えの時間などはどこまでが労働時間になるのか?

(1)移動時間についての労働時間の考え方  特定の現場、客先への直行直帰の時間 労働時間とは、『使用者(事業所)の支配下にある時間』かどうかで判断します。直行や直帰の際も、支配下にある時間かどうかで判断することになります … “実際の業務に従事している時間以外の、移動時間や着替えの時間などはどこまでが労働時間になるのか?”の続きを読む

遅刻・早退・欠勤をする職員に対して、給与面および指導・懲戒処分などの対応について

(1)遅刻・早退・欠勤等に対する賃金控除 早退・欠勤等に対する賃金控除は、現実に労務提供がなされていない場合に、ノーワークノーペイの原則に従って行われるものであり、制裁というものではありません。 ただし、30分未満の遅刻 … “遅刻・早退・欠勤をする職員に対して、給与面および指導・懲戒処分などの対応について”の続きを読む

医療経営を脅かす『未払残業代請求』の対策

前回、「医療経営を脅かす『未払残業代請求』の実例」にて説明しました、今後の医療経営のリスクとなる『未払残業代請求』について、今回はその対策を説明していきます。   まずは、医療機関で以下のようなことが無いか、早 … “医療経営を脅かす『未払残業代請求』の対策”の続きを読む

医療経営を脅かす『未払残業代請求』の実例

昨今のインターネットでの情報普及や、職員の権利意識の高まりなどを通じ、労使間でのトラブルが増えてきています。その労使トラブルの一つが、『未払残業代請求』があげられます。今回はその実例を紹介し、次回は未払残業代を防止するた … “医療経営を脅かす『未払残業代請求』の実例”の続きを読む

ミスの多い職員への対応

職員のスキルや正確性は、一緒に勤務した場合を別にして、面談では判断出来ない部分であり、経歴から推測して採用を決める事が多いと思います。入職してからの判断になるため、ある程度のリスク対策を準備していくことが重要になります。 … “ミスの多い職員への対応”の続きを読む