就業規則:モデル就業規則を活用する㉓『服務規律(1)総論』

就業規則に定める服務規律は、従業員が雇用契約に伴い、その会社の秩序遵守義務を負うものの基準となるものと考えられます。
そのため、会社は服務規律を明確に定めることにより、その内容を労働契約の一部として、従業員に対して守ってもらうべきルールとしていくことができます。
また、服務規律違反は、そのことに対して懲戒処分の対象となるものであり、この内容は会社の内容に合わせたものを作成すべきで、より詳細に定めておくことが望ましいと考えます。

今後服務規律を整備していく中で、気を付ける点は、
・その内容が従業員として守るべきルールとなるため、その内容に合理性が求められる
ということになります。
(何を書いても良いというわけでは無いということですね)

モデル就業規則では、基本的な事項が記載されていますので、それに肉付けする形で、追記していきたいと考えています。

今回は、総論ということで、
(服務)
第10条 労働者は、職務上の責任を自覚し、誠実に職務を遂行するとともに、会社の指示命令に従い、職務能率の向上及び職場秩序の維持に努めなければならない。

の部分に追記し、上記の会社のルール・懲戒処分の対象になることを明示していきます。

参考データは以下より

20200906_モデル就業規則_服務規律①.doc

 – メッセージ –
服務規律 総論

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