就業規則:モデル就業規則を活用する⑨『割増賃金・控除等ルール』

就業規則の賃金規定において、割増賃金の計算方法や、欠勤等の控除時のルールについて、詳細に定めておくことが、給与支給時の労使双方の理解・トラブル防止に役立つと考えております。

モデル就業規則では、割増賃金の部分が中小企業の猶予対応になっていなかったため、2023年3月末までの期間という前提で、その記載内容を削除しました。
多くの中小企業においては、法定時間外割増賃金は、60時間を超えても25%増で計算しているのが実態であると考えます。(この点は、先行して引き上げをして頂いても大丈夫です)

休暇等の定めの各規定にも追記しましたが、賃金の定めのところでも、各休暇について、その休暇が「有給」か「無給」かを定めておく方が、分かりやすい規定になると考えます。

その他、賃金の改定については、「昇給」だけではないので、修正を加えました。

以下で規定例がダウンロードできますので、参考にしてください。

20200822_モデル就業規則_賃金②.doc

・ご意見、ご提案、ご質問、ご確認等につきましては、お気軽にコメントを入れて頂いたり、メール(info@moriyama-sr.com)に頂けましたら、その内容を確認し、修正していきたいと考えております。(なお、個別事業所の具体的な個別案件についての問い合わせには、別途お問い合わせ頂けますと幸いです。)

社会保険労務士法人FDL
特定社会保険労務士 森山 幸一
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