同一労働同一賃金メモ⑩「同一労働・同一賃金の自社分析は何からすればいいですか」

同一労働同一賃金の対策としては、まずは自社の給与・手当・福利厚生などが、雇用形態別にどのようになっているかの『現状分析』から始めることになります。
『現状分析』を行うツールとしては、厚生労働省が開設している『 同一労働同一賃金特集ページ 』の中に、資料として 「パートタイム・有期雇用労働法対応のための取組手順書」 があります。( https://www.mhlw.go.jp/content/000540732.pdf

この手順書のP.8~13までの、今の自社の状況把握という部分をしっかりと行っていくことが重要です。この状況把握の段階では、対策についてはまずは検討する必要はありません。
自社の給与体系や手当がどのような経緯を経て、付けられているのかということの詳細を確認していってもらいます。

現状分析をしっかりできれば、その後の対策が作成しやすくなります。
(現状分析を行うことで、ほとんど対策しなくてもいい企業さんも出ております。対策が必要な企業さんも当然ありますが)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA